プログラマー幸福論

プログラム関係の雑記やcodicの開発日誌

test と testing の違い、微妙なニュアンスを表現できるようになろう!

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photo by epSos.de

ユニットテストは、wikipeda によると 英語では unit testing と言うらしいです。unit test じゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、英語圏の人は test と testing という単語を使い分けているようです。今日は、この2つの単語の使い分けについて、書いてみたいと思います。

test と testing についてですが、辞書で調べるとどちらも「テスト」と訳されています。ますます違いがわかならくなりそうですが、これらの単語には、それぞれ日本語では表現しにくい、以下のような異なるニュアンスがあります。

  • test - テスト項目などテストそのもの
  • testing - テストをすることについて(テストの概念や工程など)

 

日本語では、個々のテストもテストすることも「テスト」あるいは「試験」と言いますが、英語ではちゃんと使い分けるようです。もちろん wikipedia では、システムテストという概念について説明しているので、system testing でOKですね。

例えば、 プロジェクトマネージャーから見ると「unit testing」(工程)だけど、テスターから見ると、「unit tests」(テスト項目の集合)だったりします。なんとなく、違いがわかりますか?

このように、英語の現在分詞や動名詞(-ing)や複数形(-s)には、微妙なニュアンスを伝えるものもありますので、豊かな表現を身に付ける意味でも、しっかりとニュアンスを掴んでおくことをお勧めします。